2022年のニカラグアCOEで受賞した豆、ヌエバ・セゴビア県が生産地のマラゴジッペ種を当店でも入荷しました。
ニカラグアは中央アメリカにある共和国で、北西のホンジュラスと南のコスタリカに挟まれた国です。熊本と同じ「火の国」と呼ばれるニカラグアは、火山地帯のミネラルの豊富な土壌に加え、乾季と雨季のバランスが良く、昼と夜の気温の寒暖差があるため、コーヒーの栽培に適しています。
ニカラグアでも栽培されている豆で、マラゴジッペという品種があります。ブルボン種の突然変異種でアラビカの中でも大粒で肉厚、そして希少品種の一つで甘みと苦味のバランスの良さ、すっきりとした酸味が特徴の豆です。
カップオブエクセレンス(Cup Of Excellence、COE)というコンテストは、1999年にブラジルで始まったコーヒーの品評会。その年に収穫されたコーヒー豆の中から最高品質のものに贈られる賞で、中南米を中心に各国でコンテストが開催されています。
今回、当店で入荷した豆は、2022年のニカラグアCOEで15位を受賞した豆、ヌエバ・セゴビア県ディビナプロビデンシア農園のマラゴジッペ種です。
柔らかなコク、軽やかな口当たりで、バランスの取れた風味。中深入りで焙煎し、後味も爽やかで、キャラメルやチョコレートの香ばしさがあります。希少な品種ということも理由の一つではありますが、コーヒー好きの方にはぜひCOE受賞のニカラグアの美味しさを味わっていただきたい、当店おすすめの逸品です。